村髪BLOG

髪の毛に関する情報や、僕自身の想いを皆さんに届けます。

パーマスタイルを長持ちさせるヒ・ケ・ツ♡

皆さんおはこんばんにちは!!!

 

福島県郡山市のトータルビューティーサロン・ノブコレクション・ザ・ガーデンでしがないスタイリストをしております星野圭太です。

 

本日、このブログを読んで下さってる方々の中に今現在パーマをしている方もいるかと思います。

 

いなかったらゴメン。笑

 

季節もの移ろい行きいよいよ本格的な冬のシーズンを迎えそうな今日この頃ですが、この時期に髪型もスタイルチェンジするお客様も増えてきます。特に、夏場にショートスタイルにしていた人が冬にかけて伸ばしてパーマスタイルに切り替える。なんて事もあるでしょう。

 

今日はそんなパーマを楽しむ人たちにパーマのウェーブを長持ちさせる秘訣をご紹介したいと思います♪♪♪

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せっかくパーマをかけたのに1ヶ月も持たない、、、なんて経験をされた方もいらっしゃると思います。パーマのウェーブを長持ちさせる為に大切な事は何か分かりますか??

 

行きつけの理美容室で担当のスタイリストさんにお話を聞いた事もあるかもしれませんが、この場を借りてもう一度!!!

 

それは

ホームケア!!!!

です。

 

勿論、サロンでパーマをかける際に僕たちは様々な髪質に合わせて薬剤選定をして施術方法(ロッドで巻くのか?アイロンでやるのか?デジパーか?エアウェーヴか?)etc...

などそれまで培ってきた知識やスキルをフル活用してしっかりとパーマのウェーブを髪に作りなるべく長く持たせるようにかけます。

 

でも、お客様がサロンでかけたパーマを楽しむ期間ってその間サロンに通う訳ではありませんよね??家でいつも通りシャンプーするし、ドライヤーするし、スタイリングだって自分自身で行いますよね???

 

その間、僕たちがそばにいてアドバイスやメンテナンスをしてあげる訳ではありません。

 

だからこそ、ホームケアがパーマのウェーブを長持ちさせる為に大切な要素になって来ます。

 

パーマを長持ちさせる為のコツ➀

シャンプーは

弱酸性のシャンプーを使おう!

 

最近ではこの弱酸性シャンプーと言うワードは僕たち理美容師の間だけでなく、一般のお客様でも耳にした事があると思います。

 

文字通り、弱酸性の性質を持った成分を主成分とした洗浄力が優しくマイルドなシャンプーの事です。さらに言えば、弱酸性アミノ酸系シャンプー。

 

何で、パーマのウェーブを長持ちさせる為に弱酸性のシャンプーが良いのでしょうか???

 

これは、髪の毛の状態が安定する水素イオン濃度(ph)が酸性なのか?アルカリ性なのか?そこにヒントがあるのですが、どっちなのかご存知ですか??

 

答えは弱酸性(ph4.5〜5.5)の状態の時が髪の毛自体は等電帯となり安定しています。

 

しかし、パーマの薬剤に含まれるアルカリ剤によって髪の毛がこの等電帯から外れアルカリ性に傾くとキューティクルが開きその隙間から髪にとって大切な栄養素が流れ出てしまいます。

 

しかし、大抵の場合このアルカリ剤の力を必要としなければ髪にウェーブを作る事が出来ません。なのでパーマをする上でこのアルカリ剤による髪への負担は少々我慢しなければならない事になります。

 

でも、パーマの施術が終わった後でもこのアルカリ性と言う状態は中々弱酸性に戻ってはくれません。サロンでパーマ施術の際にアルカリを除去する作業を必ず行うのですが、それでも元の等電帯にまでは戻りにくくこの状態を放置してしまうとパーマが取れやすくなってしまうのです。

 

そこで大切なのが、毎日のシャンプーで弱酸性アミノ酸系シャンプーを使用する事!!!

 

今では市販でも様々な弱酸性アミノ酸系を謳ったシャンプーが出ていますが、パーマに限らずカラーなどをされてる人にはヘアサロンでスタイリストのアドバイスの下、必要な弱酸性アミノ酸系シャンプーを紹介してもらい使って頂くことが1番かと思います。

 

家でこのシャンプーを使用する事で、アルカリ性に傾いていた髪の毛を弱酸性に戻し元の安定した状態を作り出す事でパーマの持ちが良くなります。因みに水道水の水もアルカリ性なので、その上に通常のシャンプーを使ってしまうとキューティクルが開きっぱなしになり栄養成分が流れ出やすくなるしパーマも取れやすくなりますよ??

 

パーマしてたけどシャンプーまでは気を遣ってなかった!って人は是非、弱酸性アミノ酸系シャンプーに切り替えてみて下さいね♪♪♪

 

パーマを長持ちさせる為のコツ②

髪は濡れっぱなしにしない!!!お風呂から上がったら直ぐに乾かそう!!!!

 

弱酸性のシャンプーを使って髪を丁寧にあらった後にもうこれで安心♪♪♪ではありません!

 

髪の毛は濡れた状態でもキューティクルが若干開きやすくなっていて、水素結合が切れとても不安定な状態にあります。摩擦にも弱いです。

 

こんな状態でも放置する事もパーマのダレに繋がってしまいます。

 

なので、お風呂から上がった後には優しく髪の毛の水分をタオルで拭き取り直ぐにドライヤーで乾かしてあげてください。そうする事で切れていた水素結合が再び結びつきキューティクルが閉じられパーマのウェーブをしっかりと保ってくれます。あ、タオルで拭く時にゴシゴシと乱雑に拭いてしまうとキューティクルが剥がれ艶の低下や手触りが悪くなったり枝毛などの原因になるのでご注意を!!髪を拭く時はタオルでポンポンと優しく叩くように水分を取りましょう。

 

パーマを長持ちさせる為のコツ③

ドライヤーは弱風を当てて軽く手のひらでクシュっと握る感じで乾かそう!!!

 

お風呂から上がり、タオルで優しく髪の毛の水分を拭き取ったらいよいよ仕上げ。

 

これは少々手間かもしれませんが、ドライヤーで乾かす際に強風で髪をバサバサと揺らし乾かしてしまうと揺れた際の遠心力でパーマが伸びてダレやすくなってしまう可能性があります。

 

乾かし始めは、根元をポンポンと優しく叩きながら先ずは頭皮と髪の根元付近を乾かしそこから毛先に向かってドライして行きます。

 

この時にパーマのウェーブを掌で優しくクシュっと掴見ながら弱風の温風を当てて乾かしてあげるとウェーブが風と遠心力で伸びるのを予防してパーマの持ちを良くしてくれます♪♪♪

 

今まであまり注意して行っていなかった人にとっては少し面倒くさいかもしれませんが、この3つをしっかりと守って家でホームケアして貰えるとパーマの綺麗なウェーブを長く楽しんで貰えるかと思います。

 

パーマをかける頻度はなるべく短くない方が髪や頭皮にとっても良いですし、それが長くパーマスタイルを楽しむ為にもなります。

 

良かったら参考にして

ご自宅で実践してみて下さいね♪♪♪

 

もし、どのシャンプーを選んでいいか分からないって方はお気軽にDMにてご相談下さい♪♪♪

 

因みにドライヤーとタオルも拘ると◎です♡笑

 

それではまた♪♪♪