不器用は武器になる
僕の理容師人生に大きな影響を与える出会いは意外と早い段階で訪れました。
前のブログでもお話しさせて頂いた通り上京して社会人一年生の僕はかなりのチャランポランな状況で恐らく"師匠"も呆れていたんじゃないかと思います。実際、東京で師匠と飲む機会がある度に「お前は本当にどうしようも無かったよな〜」と言われてました。笑
僕が後に師匠として尊敬するその人とは最初に配属されたサロンで既に会っていたんです。ただ最初の内はお互いに師弟という事を意識はしていませんでした。僕がチャランポランだったし。笑 会社を辞めるという事も一先ずは置いといてあれから僕は僕なりに日々を必死に乗り換えながら過ごしていました。
どちらかと言えば不器用
僕は元々手先がそんなに器用な方では無くてモノゴトのコツと言うものを掴むのが下手でした。そこは多分今もそんなに変わらないんじゃないかな?って自分では思ってるんですけど、他人が5分やるなら自分は15分くらいやらないと実にならないようなタイプ。
おまけにめんどくさがり屋で勉強嫌い。いざ、よし頑張るぞ!!と気合を入れてもそう簡単に事が運ぶ様な日々ではありません。一人暮らしだし自分を甘やかそうと思えば幾らでも甘やかせられる環境。一瞬でも気を許すと楽しようと練習をサボってしまいサクサク行けない僕でした。器用・不器用という点では師匠とは全く真逆でした。僕の師匠は良い意味で"ズル賢い"人間でこう言うと少し変ですが如何にラクするか!!と言う所を見つけて無駄なく物事をこなして行く事がとても上手な人でした。ここで言っているラクすると言うのは僕なりにラクするとは全然違う意味です。そして器用。僕からしたら羨ましいタイプ。まぁ、逆に相性も良かったのかもしれません。
没頭する
これは不器用な僕にとってはあって良かった性格と言えるかもしれません。"何かに集中してると周りの音や人の声は全く聞こえなくなる"んです。あまり珍しい事ではないかも知れませんが、僕が何かをやってる時に横から何か話しかけられても頷いてたりするかもしれませんが全く覚えていません。耳から耳へとスゥーっとすり抜けています。だから集中している時の質は恐らく高い状態を保てている。スイッチが入ってしまえばトコトンやる!それが助けになりました。決して器用では無いけどその性格が僕自身の成長を支えてくれていたと感じます。
今こうしてブログを書いている時も正にそんな状態です。
そんな感じで地道にコツコツとサボりながらも努力を重ねて行く中で師匠も僕の事を少しずつ見直していく様になり目を掛けてくれる様になりました。頑張らない割には負けず嫌いなタイプの僕。仕事もサボるくせに誰よりも上手くやりたい!!って天邪鬼な考えをしながら一つ一つの仕事の質を如何に高めていくか?を追求して(当時ほどサボらなくなったがこの思考は今も変わらない笑)今より、さっきより、1時間前より!!上手い自分でありたいと自分に言い聞かせて仕事をこなして最終的にはアシスタントの僕をスタイリストが取り合うなんて状況になって行きました。その話を聞いたのは少し後ですがそれを聞いた時はとても嬉しかったです。
無理せず自分らしく
僕は不器用だけど、不器用な事を嫌だと思う事は辞めました。器用な人は羨ましいなぁーって思う時もあったけど、今は不器用な自分を認めて受け入れる事で努力する事に対して大変さと言うのを感じなくなりました。不器用な人間が器用に物事を覚えようとすると器用に覚えたい!って心の方が優ってしまいそれが成長の邪魔になる。自分はそうじゃなくて、愚直に泥臭く失敗を繰り返しながら成長して行くのが合ってるんだって自分の性格を認めてあげる事で逆に大きく成長出来るんだと僕は思います。あくまで僕の個人的な見解ですがそう考えたら失敗してつまづく事だって怖くなくなったんです。何度も何度も不器用に挑戦を繰り返し自身を高めて行くのも中々面白いですよ。
もし、自分は不器用だと嘆いている人がいたならそんな自分を認めて許してなんなら好きになってあげたら、その不器用は大きな成長の武器になるのではないでしょうか。
そんな、今日のブログでした。
今日も読んで頂き本当に有難うございます☆
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二本足で歩ける事。暖かな陽の光を感じれる事。季節の香りを感じれる事。
— KEITA BARBER村髪❄️美髪師 (@20xx_h) 2018年2月27日
何気無い休日の散歩でも沢山の仕合わせを感じる事が出来る。そういう小さな尊い仕合わせを沢山感じれる心を持っていたいな。今この瞬間を生きれている事自体が最高だ!有難い。#大玉村 #散歩 pic.twitter.com/dolkb77E9q
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